ごあいさつごあいさつ

院長

こんにちは、アイヴィ岡田動物病院です。
当院は、平成18年3月に淡路島は南あわじ市に開院致しました。
自然に囲まれたというより、田んぼに囲まれています。
南あわじ市は、農業や酪農が盛んなので、そんな土地柄ですね。
当院は「獣医師の誓いー95年宣言」を基本理念とし、以下の3つの基本方針の下、日々の診療を行っております。

  1. 今、目の前にいる動物を救う事
  2. 動物を病気にしない事
  3. 地域のニーズに応え、地域と共に成長できる事

一つめは、方針として単純すぎるかもしれませんが、動物病院のソフトとハードを用い、経験、知識と技術をもって、この事を実現するよう努めております。何より気持ちが大切だと思います。

二つめの、病気の予防は最近、特に重要なことだと考えています。
例えば、都市部ではあまり見なくなったかもしれませんが、地方ではフィラリア症にかかる犬が少なくありません。
フィラリア症などはほぼ100%予防できる病気ですので、むしろ予防の効果を実感できる病気の一つでしょう。
基本的な疾病予防と、定期的なケア、そして動物は動物として正しく飼うことで、健康に長生きできる環境を作る一助になれたら幸いです。

三つめの方針を実現するために、まず地域に根ざした獣医療をということでホームドクターとして、つまり一次診療を行う動物病院として内容を充実させてまいります。
また、ペットに対する意識はこの何年かで変わってきているといいます。
例えば、ペットといえば以前は「飼い犬」「飼い猫」といった意味でしたが、今はそれに「癒し」「安らぎ」さらに「家族」という意味も加わりつつあるように思います。
おそらく今後も変わり続けるでしょう。
そのような変化に対応することで地域と共に成長できる動物病院を目指しています。

獣医師の誓い
人類は、地球の環境を保全し、他の生物と調和を図る責任をもっている。
特に獣医師は、動物の健康に責任を有するとともに、人の健康についても密接に関わる役割を担っており、人と動物が共存できる環境を築く立場にある。
獣医師は、また、人々がうるおいのある豊かな生活を楽しむことができるよう、広範多岐にわたる専門領域において、社会の要請に積極的に応えていく必要がある。
獣医師は、このような重大な社会的使命を果たすことを誇りとし、自らの生活をも心豊かにすることができるよう、高い見識と厳正な態度で職務を遂行しなければならない。

以上の理念のもとに、私たち獣医師は、次のことを誓う。
  1. 動物の生命を尊重し、その健康と福祉に指導的な役割を果たすとともに、人の健康と福祉の増進に努める。
  2. 人と動物の絆(ヒューマン・アニマル・ポンド)を確立するとともに、平和な社会の発展と環境の保全に努める。
  3. 良識ある社会人としての人格と教養を一層高めて、専門職としてふさわしい言動を心がける。
  4. 獣医学の最新の知識と技術の研鑽、普及に励み、関連科学との交流を推進する。
  5. 相互の連帯と協調を密にし、国際交流を推進して世界の獣医師界の発展に努める。